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PPフィルムは日常生活のどのような製品に使われている?用途や加工のメリットを解説

2026.4.30
PP貼り

PPフィルム(ポリプロピレンフィルム)は、日常生活のどのような製品に使われているのだろう?
パッケージや販促物の制作を検討する中で、このような疑問を持たれる担当者の方も多いのではないでしょうか。

実は、私たちの身の回りにある多くの製品にPPフィルムが活用されています。本記事では、日常生活におけるPPフィルムの具体的な用途から、印刷物やパッケージに「PP貼り加工」を施すメリット、発注時の注意点まで分かりやすく解説します。

PP(ポリプロピレン)フィルムとは?

PPフィルムとは、ポリプロピレンという樹脂を原料としたフィルムのことです。無色透明で光沢に優れており、硬度が高く耐熱性(約130℃)にも優れているのが特徴です。

また、無味・無臭・無毒であり、厚生労働省の食品・添加物等の規格基準にも適合しているため、私たちの生活に密着した安全な素材として広く普及しています。

日常生活におけるPPフィルムの主な用途

PPフィルムは、その優れた特性から、主に以下の3つの分野で日常生活の身近な製品に活用されています。

1. 出版物・商業印刷物(本のカバー・ポスターなど)

書籍のカバーや表紙、カタログ、ポスターなどの印刷物の表面保護として使われています。
印刷物の表面にPPフィルムを熱と圧力で貼り付ける「PP貼り加工」を施すことで、美しい光沢や落ち着いたつや消し感をプラスし、長期間きれいな状態を保つことができます。

2. 包装・パッケージ(食品・紙袋など)

耐水性や防湿性に優れ、安全性が高いことから、食品の包装フィルムや繊維製品のパッケージ、お菓子の箱、ショッピング用の紙袋などにも広く利用されています。
近年では、環境に配慮したバイオマスPPを使用した包装用フィルム(フタムラ化学の「サスフィ」など)も登場しており、サステナブルな素材としての活用も進んでいます。

3. 工業用・日用品(粘着テープなど)

日用品としては、梱包用の透明な粘着テープ(OPPテープ)や、クリアファイル、CD・DVDの保護フィルムなどに使われています。
また工業用としても、電気を通しにくい性質を活かした絶縁フィルムなど、見えないところでも活躍しています。

パッケージや販促物に「PP貼り加工」が選ばれる理由

企業が自社のパッケージや販促物(チラシ、什器など)を制作する際、印刷後に「PP貼り加工」を追加することが一般的です。その主な理由を3つご紹介します。

① 視覚的な付加価値(高級感・美粧性)

PPフィルムを貼ることで、印刷物の見た目が大きく向上します。鮮やかな光沢感を出したい場合は「グロスPP」、光の反射を抑えて上品で落ち着いた印象にしたい場合は「マットPP」といったように、目的に合わせて質感をコントロールできます。

② 耐久性・耐水性の向上

紙の表面にフィルムの層ができるため、表面強度が上がり、擦れや傷から印刷物を保護します。また、紙面が水を通さなくなるため、水濡れや汚れに強いパッケージ・販促物を作ることができます。

③ 高い安全性と環境への配慮

PPフィルムは重金属等の溶出がなく、乳幼児が触れる絵本や食品パッケージにも安心して使用できます

また、炭素と水素のみで構成されているため、完全燃焼させれば二酸化炭素と水に分解され、有毒ガスが発生しません。焼却時の熱エネルギーを利用する「サーマルリサイクル」にも適した環境に優しい素材です。

PP加工を発注する際の注意点

実際にパッケージや印刷物にPP貼り加工を依頼する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 用紙の厚みと余白:薄すぎる紙はシワの原因になります(四六判110kg以上を推奨)。また、加工時には紙を重ねて機械に通すため、天地左右に8mm〜10mmの余白が必要です。
  • インキの乾燥:印刷面が完全に乾いていないと、フィルムが剥がれる原因になります。特にUV/LED印刷やオンデマンド印刷の場合は、内部層の未乾燥やトナーの油分によってフィルムが浮きやすくなるため注意が必要です。
  • 色の変化(変色リスク):フィルムを貼ることで、光の反射具合が変わり色が濃く見えたり薄く見えたりすることがあります。また、接着剤の影響でインキが滲む(ブリード)リスクもあるため、事前に10枚程度の無料サンプルを作成して校正確認を行うことを強くおすすめします。

まとめ:PPフィルム加工のご相談は太陽紙技研へ

PPフィルムは、出版物から食品パッケージ、日用品まで、日常生活のあらゆる場面で製品の価値と耐久性を高めるために使われています

太陽紙技研株式会社では、一般的なグロス・マットPPだけでなく、ベルベットスクラッチ和紙ラミホログラムなど多様なフィルム加工に対応しています。

小サイズ(四六16切)から対応可能で、難易度の高い加工も手動機を活用して柔軟に仕上げます。最短翌日納品(お急ぎの場合は最短半日)のスピード対応も強みです。

「このパッケージにPP加工はできる?」「特殊な紙だけど大丈夫?」など、紙加工や印刷後の表面加工に関する疑問・ご不安がありましたら、ぜひお気軽に太陽紙技研までご相談ください。

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