本や箱をピカピカにする「PP(ポリプロピレン)」って何?安全性や効果をわかりやすく解説!
本屋さんで見かけるツヤツヤの表紙や、お菓子のきれいな化粧箱。「この表面に貼ってあるフィルムって何だろう?」「安全なのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論から言うと、このフィルムの正体は「ポリプロピレン(PP)」と呼ばれる、非常に身近で安全なプラスチックの一種です 。本や箱にツヤや耐久性を与えるだけでなく、小さな子どもが触っても安全な素材として、私たちの生活のあらゆる場面で活躍しています 。
この記事では、PP(ポリプロピレン)の正体から、その効果、そして気になる安全性までをサクッとわかりやすく解説します!
1. ポリプロピレン(PP)の正体って?

PP(ポリプロピレン)は、ひと言でいうと「プラスチックの一種」です 。
- 石油(原油)を精製して抽出される「ナフサ」という物質を原料として作られています 。
- 炭素(C)と水素(H)のたった2つの元素から構成されている、高分子化合物(分子がたくさん繋がったもの)です 。
2. どんな効果があるの?何に使われている?

紙製品にPPフィルムを貼る(表面加工する)ことで、見た目も機能もグンとアップします!
- 見た目の美しさ: 印刷物の表面に光沢感(ツヤツヤ感)を出したり、逆につや消し感(マット感)を出して高級感を与えたりすることができます 。
- 耐久性と保護: 表面の耐久性を増し、破れや摩擦から守ります 。
- 水への強さ: PPフィルムは水を通さないため、水濡れなどのダメージから紙面をしっかりと保護します 。
このような優れた特徴(衛生的、強度、耐水性、防湿性、透明性)があるため、コミックや文庫本のカバー、ショッピングバッグ、食品包装フィルムなど、幅広い分野で大活躍しています 。
3. 危険なものじゃないの?安全性について

「化学物質やプラスチックと聞くと、なんだか体に悪そう…」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。PPフィルムはとても衛生的でカラダに安全な素材です 。
- 触っても舐めても大丈夫: 小さな子どもが触ったり舐めたりしても安全なように、厚生労働省が告示している食品や添加物等の器具、容器包装の規格基準に合格して作られています 。
- 燃やしても有毒ガスが出ない: 炭素と水素の2元素だけでできているため、適切な焼却施設で完全燃焼させれば、空気中の酸素と結びついて二酸化炭素(CO2)と水(H2O)になるだけで、有毒なガスは発生しません 。
まとめ
本の表紙や化粧箱に貼られているPP(ポリプロピレン)は、見た目を美しくし、水や汚れから守ってくれる優秀なプラスチック素材です 。厚生労働省の厳しい基準を満たすほど安全性が高く、適切に燃やせば有毒ガスも出ない環境に配慮された一面も持っています 。
これからは、ツヤツヤの本や箱を手にしたとき、「あ、これが安全で便利なPPなんだな」と思い出してみてくださいね!